ルーマニアの日本語ガイドです。ルーマニアの観光情報をお届けします。


by romaniakankou

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世界遺産のホレズ修道院

ワラキア地方の代表的なモニュメントです。1690~1693年の間に、
Brancoveanu公によって建てられました。
ルーマニア人のほとんど(約87パーセント)は正教(ルーマニア正教)の信者です。同じキリスト教でも、カソリックと正教はこのような特徴があります。
①カソリックはローマ法王がトップとなりますが、正教ではそれぞれの国(例:ギリシャ、ロシア、ブルガリア等)の大主教がトップとなります。
②カソリックでは神様の像を教会においてありますが、正教はイコン(木などに描かれた神様の絵)を拝みます。
③カソリックの神父さんは結婚が禁じられますが、正教では結婚は許されています。
ルーマニアの正教はビザンツ帝国の伝統を引き継いでいます(ビザンツが亡き後のビザンツとも呼ばれています)。
教会の外側にも宗教的場面が描かれていることが多い。中でも【最後の審判】という場面で天国と地獄が書かれているのはとても興味深いです。
このホレズ修道院は建築的な美しさなどから世界遺産として指定されています。ブカレストからは終日ツアーでのどかなワラキアの平原と高原を楽しみながらドライブします。いつもの観光スポットとは別の物に興味を持つ方にぜひお勧めしたいです。

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※ホレズという町は【手作り陶器】の発祥地としても有名です。綺麗な器がお手ごろな値段で買えます。

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by romaniakankou | 2009-01-31 00:47 | ブカレストから日帰りで行く | Trackback | Comments(0)

シナイアのペレシュ城

シナイアはブカレストから北へ120キロのところにあります。カルパチア山脈の有名なリゾート地の一つです。標高は800~1000mにあり、夏は空気が澄んでいるので避暑地になります。
1695年に出来た僧院を中心にした小さな村でしたが、19世紀の半ばから王室の別荘が建てられ、当時のお洒落なブカレスト人が通うようになりました。現在でも一番の見所はカロル1世が建てたペレシュ城です。
1875年から1914年の間に建てられ、当時のヨーロッパ各国の伝統を受け継いでいます。外装はドイツのネオルネッサンスで、内装はまさに建築の【ノーチラス号】です:ドイツ風の部屋はもとより、イタリアのフィレンッツェ風の部屋、スペインのアルハンブラ宮殿風の部屋、トルコの喫茶店風の部屋、
ムラノグラスの鏡の間、劇場にはルーマニア初の映画館など・・・
ルーマニアで一番見ごたえのある博物館かもしれません。
ヤフーなどで世界の古城トップ10に紹介されていることも多いです。
ルーマニアの見所としては、【ドラキュラの城】と言われているブラン城は良く知られていますが、両方をご覧になったお客様はほぼ全員【ペレシュの方が面白い】と仰っています。

ブカレストからの行き方:列車の場合はノルド駅から約2時間半。
シナイア駅から30分~45分ぐらいの坂道となります。車でも2時間半ぐらいかかります。ブラン城とあわせて1日間で見るためには車のツアーをお勧めします。

※5月15日~9月15日の間: 
火曜日~日曜日の間 9:00~17:00オープン (火曜日は11:00~)
月曜日 閉館
9月16日~5月14日の間
水曜日~日曜日の間 9:00~17:00オープン (水曜日は11:00~)
月・火曜日 閉館
※11月は大掃除のため閉館。

※閉館の場合は敷地内にあるぺリショル城
(王室の2代目、フェルディナンドとマリアが使っていたお城)が
見られることもあります。

ペレシュ城の公式サイトはこちらです。

では、ルーマニアにお越しの際には、ぜひペレシュ城を見てください。
ルーマニア日本語観光ガイドのお勧めです!



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by romaniakankou | 2009-01-30 22:45 | ブカレストから日帰りで行く | Trackback | Comments(0)

ブチェジ山麓

ルーマニアの中心に【つ】の字の形をしているカルパチア山脈の南に位置。
ブカレストから車で2時間~3時間で、シナイア、ブシュテニ、プレデアルというリゾート地が並びます。夏はハイキング、冬はスキーで賑わっています。
ブチェジの一番高い山(2505m)は【オム峰】で、名前は人間の形をしているからです。【オム=人間】。
ブシュテニからケーブルカー気軽に行ける約2000メートルの標高に、変わった形をした岩がいくつかあります。人工ではなく、自然に風化し、このような形になっています。なかではBabele【おばさんたち】とSfinxul(スフィンクス)が有名。
スフィンクスは横から見ると、ルーマニア人の祖先であるダキア人に似ているといいます。
※ブシュテニまではブカレストから列車または車で行けます。1日間で沢山の見所(ブラン城、シナイアのペレシュ城など)をあわせて見るため、車の移動をお勧めします。
※ケーブルカーは08:00~17:00運行します。週末には混み合うこともありますので、08:00少し前に並ぶと良いでしょう。
ケーブルカーの情報は下記のとおりです。(ルーマニア語)
http://www.orasul-busteni.ro/INFORMATII%20UTILE.htm

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by romaniakankou | 2009-01-30 22:08 | ブカレストから日帰りで行く | Trackback | Comments(0)

ブカレストの農村博物館

ブカレストの北にある一番大きな公園(ヘラストラウ公園)の中にあります。
中心街からバス(131号など)や地下鉄(M2のAVIATORILOR駅から徒歩15分)が使えます。この1935年に作られた野外博物館では17世紀~20世紀の本物の民家が100件以上見られます。

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ルーマニア全地方から集められているため、田舎を見る時間がない方はここでその様子を楽しめます。
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夏の間はコンサートや民芸品のフェアーが行われます。
一番有名は建物は1722年に建てられたマラムレシュ地方の木の教会です。
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中には当時のフレスコ(宗教画)が一部残っています。
民芸品のお土産は、博物館の中のお店でどうぞ。
毎日09:00~17:00オープン 
月曜日は博物館は開いていますが、民家の中は見られません。
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by romaniakankou | 2009-01-30 21:46 | ブカレストの見所 | Trackback | Comments(0)

旧市街

ブカレストの旧市街に残された一番古い建物は【旧王宮遺跡】となります。
14世紀~15世紀の間に建てられたワラキア公国の王宮の遺跡は1958年と1967~1972年に発掘されました。この王宮はドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュ(串刺し公)の時代に建てられました。
ブカレストという街は歴史上、初めて名前が出たのは1459
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年9月20日に書かれた、ヴラド・ツェペシュ公の手紙であります。
現在、博物館になっており、地下のワインセラー、お墓の石などが見られます。この王宮の周りには中世時代には商人達の住む建物が建てられましたが、1847年の大火事で燃えたため、現在残っている建物は19世紀のものがほとんどです。
旧市街は一部歩行者天国になっており、インフラの工事が進められています。まだ工事は当分続く見込みですが、新しくカフェーやレストランが出ており、骨董品やガラス製品の店などもありますので、お散歩にお勧めです。
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by romaniakankou | 2009-01-30 02:38 | ブカレストの見所 | Trackback | Comments(0)

ブカレスト 凱旋門

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近代のルーマニアという国の歴史は19世紀の半ばに、ワラキア公国とモルドバ公国の統一から始まります。その後、1866年にはドイツから招かれたカロル1世がナポレオン3世の推薦を受け、ルーマニアの皇太子になります。当時は統一してもオスマントルコの支配下にあったルーマニアは1877年のロシア-トルコ戦争をきっかけに独立になりました。
そして1918年の12月1日(ルーマニア建国記念日)にはトランシルバニア地方がルーマニアと統一し、現在の国の基盤が出来上がりました。

ブカレストの凱旋門はルーマニアの統一を記念に建てられました。
ルーマニアの建国記念日の12月1日には、毎年軍隊のパレードが凱旋門の下で行われます。
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凱旋門はブカレストの北の方にあり、近くには農村博物館や農民博物館やヘラスタラウ公園等があり、
晴れた日の散歩にぴったりです。
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by romaniakankou | 2009-01-30 01:49 | ブカレストの見所 | Trackback | Comments(0)

はじめまして!

日本の皆様、こんにちは!
ルーマニアに住んでいる観光ガイド(ルーマニア人)です。
子供のころ、家族とともに日本で住んでおりました。
小学校と中学校は日本の公立の学校を卒業しております。
ルーマニアに戻ってから15年経ちます。
この期間は日本語を使い、公認ガイド・通訳として活躍しており、
多くの方にルーマニアの見所を案内して来ました。

ここでは最近のルーマニアのニュースや観光ポイントなどについて
ご案内できればと思っております。

ご質問、ご意見はコメントいただければ幸いです。

※ルーマニア観光ガイド・通訳に関するお問い合わせは
このメールアドレスへご連絡ください:
※現地旅行会社やレンタカー会社との提携により、下記のような
サービスを提供しております。

日本語アシスタント同行 空港~ホテル間ご送迎
ブカレスト 公認日本語ガイドつき 半日観光 / 終日観光
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by romaniakankou | 2009-01-30 00:29 | コンセプト | Trackback | Comments(0)

ブカレスト・国民の館

社会主義の独裁者チャウシェスクが1984年に立て始めた巨大な建物で、現在はルーマニアの国会議事堂になっています。
合計面積は世界でアメリカのペンタゴンの次、世界2番です。
現在の民主的な国では絶対作れないような建物ですね。
ブカレストで社会主義の雰囲気を味わうにはとても良い場所です。
中は大理石、木材、巨大な絨毯などで豪華に作られており、見学が可能です(但し予約制)。
入場するには、前日にファックスで予約をしなければならなりという仕組みで、これも社会主義風??と思いますが、一見の価値があります。
入場は毎日10時~17時 (16時最終入場)可能ですが、国際会議などのため予告なしに閉館になる場合があります。
ご自身で予約を行う方は下記の連絡先となります。
ファックス:0040 21 3120902
確認のための電話:0040 21 3113611
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by romaniakankou | 2009-01-30 00:05 | ブカレストの見所 | Trackback | Comments(0)
<簡単な歴史>
このお城が建てられたのは1377年(日本の金閣寺が建てられる20年前)で、もともとは国境を守る役割がありました。第一次世界大戦後、ルーマニアが統一するとその国境(トランシルバニア地方とワラキア地方の間)がなくなり、ブラン城はルーマニアの王室の別荘になりました。
第二次世界大戦後、ルーマニアは社会主義共和国になり、王室制度は廃止になりました。そして、ブラン城は国有化され、博物館になりました。
1989年の革命のあと、無理やり国有化されたものは元のオナーを返されるようになり、ブラン城はルーマニアの皇女(マリア)のお孫さんであるドミニク・デ・ハブスブルグ(建築家。アメリカ在住)に2006年5月26日に返されました。その時点で3年間は博物館として公開する義務が残されました。

<現在の状況>
2009年1月26日にドミニク・デ・ハブスブルグは【今後ともブラン城をプライベート博物館として公開して行きたい】と発言しました。一時は売り出されていましたが、良いオファーがなかったため売られていないとのことです。
現在はルーマニア文化省が管理しているブラン城ですが、今後の可能性は3つあります。
①ルーマニア政府と現在の所有者が提携を結び、共にパートナーとして博物館として経営し続ける。
②ルーマニア政府が現在の所有者からお城を購入し、博物館として経営。
③閉館させる。(ルーマニアの観光にとって一番好ましくないパターン)。
ルーマニアの観光を考えると①か②で成功することを願っています。

<ブラン城の見学について>
鉄道の駅がないため、ブカレストから車でカルパチア山脈のリゾート地などを経過し往復約400キロ弱の終日コースとなります。
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by romaniakankou | 2009-01-29 23:36 | ルーマニア観光情報 | Trackback | Comments(0)
2009年に入り、ブカレストの国際線が乗り入れするHenri Coanda(ヘンリーコアンダ)空港とブカレスト最大の鉄道駅Gara de Nord(北駅)を結ぶエキスプレスバス(780号)が運行開始しました。
今まで、このような直結の移動手段が存在しなかっただけに、主な空港~駅の間の交通の便が良くなる見込みです。ちなみに、もう一つ存在するエキスプレスバス(783号)は空港から街中まで行きますが、(勝利広場、ロマーナ広場を通過し、統一広場が終点となります)ノルド駅に向かうには乗り継ぎが必要でした。
780号の空港~駅までの所要時間は約40分(ただし渋滞にもよります)で、バスは夏間クーラーがつく新しいメルセデスベンツ製となります。料金は現時点では3.5レイ(1ユーロ弱)/片道となります。なお、現時点では1回乗りチケットの販売は行っていないとのことです。10回乗りカードで27レイ、またはアクティブカード(2.2レイ~50レイのクレジットを購入可能)となります。まだ運行開始間もないため、購入の仕方は運転手に相談すると良いでしょう。
運行時間は780号は05:15~23:00間、30分毎、
783号は05:30~23:00間、10分毎となります。
空港でのバス乗り場はヘンリコアンダ空港の到着ロビーから1階に降りたところ、出口の右手となります。
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by romaniakankou | 2009-01-20 02:48 | ルーマニア観光情報 | Trackback | Comments(0)