ルーマニアの日本語ガイドです。ルーマニアの観光情報をお届けします。


by romaniakankou

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ルーマニア料理のご紹介

ルーマニアのご旅行の際には、次のような料理がお勧めです。

・スープ類
チョルバ(CIORBA)は、酸味のあるスープのことを言います。
野菜、牛肉、豆、牛の胃袋などのチョルバが一般的です。独特の酸味は、レモンまたは小麦の殻を発酵させたボルシュを用います。
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スーパ(SUPA)は、細い麺や小麦の団子が入っているチキンコンソメスープが一般的です。

・前菜

ナスや豆のサラダ(SALATA DE VINETE,FASOLE)

グリルしたピーマンの酢漬けのサラダ(ARDEI COPTI)

ミティティ(MITITEI)挽肉のグリルソーセージで、香辛料が利いており、ビールのサイドディッシュに最適です。
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野菜、チーズ、サラミ等の盛り合わせ(GUSTARE TARANEASCA)
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・メイン

串焼き(FRIGARUI)鶏肉、豚肉、野菜などをグリルしたもの

豚肉や鶏肉のグリル(MUSHI DE PORC/PUI LA GRATAR)
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(↑こちらは「ドラキュラのステーキというものです」)

パプリカシュ(PAPRICAS)トランシルバニア地方のグーヤシュ風の煮込み料理

シュニッツル(SNITEL)チキンや豚肉のカツレツ
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トキトゥラ(TOCHITURA)ルーマニア風の煮込み料理
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サルマーレ(SARMALE)ルーマニア風ロールキャベツ。ママリガというトウモロコシのポレンタと一緒に出されます。
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マスのグリル(PASTRAV LA GRATAR)
 
カワカマスのムニエル(SALAU PANE)

・デザート

パパナシ(PAPANASI)カッテージチーズ入りの揚げドーナッツ
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ジャム入りパンケーキ(CLATITE CU GEM)

これら以外にも、沢山の種類がありますので、ぜひルーマニアのご旅行の際に試してみてください!
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by romaniakankou | 2013-08-28 21:53 | ルーマニア料理 | Trackback | Comments(0)

ルーマニア料理の歩み

今回はルーマニアの料理をご紹介したいと思います。

ルーマニアの料理は周りの国からの影響を受けながらも、独自のキャラクターを持ち合わせています。主な影響はトルコ(オスマントルコの影響)、ドイツ、セルビア、ブルガリアとハンガリーから来ています。

2000年前に現在のルーマニアに住んでいたダチア民族は、チーズ、野菜(豆、ホウレンソウ)、フルーツ(ぶどう、りんごなど)を食べていました。ワインも作っていたそうです。
ローマ帝国の支配の頃には、パスタやパイ類、ポレンタなどが食されるようになり、
中世時代には、トウモロコシやジャガイモなども用いられ、食物が増えた影響により、人口も増えるようになりました。
オスマントルコに支配された時代からは、ナス・ピーマンなどのサラダ、ハンバーグ(キフテレ)、チョルバ、ピーマンの挽肉詰め、ロールキャベツ(サルマーレ)などが食されるようになりました。
ドイツの影響としてはシュニッツェル(カツレツ)などがあり、ハンガリーの影響としては主にトランシルバニアで食べられるグーヤシュなどが典型的な料理となります。

ルーマニアで食べられている主な肉は、豚肉と鶏肉です。牛肉は、スープや煮込み料理に使われることが多く、魚は、カワカマス、マス、鯉、ナマズなどが食べられています。

豚や鶏は地方の各家庭などで飼われていることもあり、クリスマスの前に豚肉を使った燻製ベーコンやソーセージなどが作られます。
イースターの際には、子羊料理と赤色に染めた卵(イースターエッグ)を食べるのが伝統的なスタイルです。

デザートは、家庭ではホームメードパイや甘いパンのコゾナック、レストランではジャム入りパンケーキ、揚げドーナッツのパパナシなどが有名です。

酒類として、ワインは、ルーマニア独自の種類として、赤ワインのフェテアスカ・ネアグラ(FETEASCA NEAGRA)や白ワインのデザートワイン(コトナリ=COTNARI)等があります。
夏はルーマニア国産のビール(ウルサス=URSUS)等が人気です。
そして、プラムブランデーのパリンカ(PALINCA、アルコール度数は40度~60度)も一度は挑戦する価値があるでしょう。

次の記事では具体的なルーマニア料理をご紹介します。

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by romaniakankou | 2013-08-28 21:10 | ルーマニア料理 | Trackback | Comments(0)

本当のドラキュラとは?

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ルーマニアを世界的に有名にしている名物として吸血鬼ドラキュラの話があります。
吸血鬼ドラキュラは実在したものではなく、ブラム・ストーカという小説家によって書かれた小説から来ています。

ブラム・ストーカは、1847年生まれのアイルランド人の作家で、1897年に出版された小説「ドラキュラ」で有名になりました。彼は実際には小説の舞台となる東ヨーロッパを訪れたことがありませんでしたが、7年間ヨーロッパ中の吸血鬼の伝説を収集し、実際にカルパチア山脈の地方を訪れた旅行者から話しを聞き、小説を執筆しました。
小説の主なインスピレーションは、オスマントルコと対立したルーマニアのワラキア公国の君主ヴラッド・ツェペッシュとなります。ヴラッド・ツェペッシュは、15世紀の半ば、現在のルーマニアの南の地方のワラキアへ攻めてきたオスマントルコの軍人等を、見せしめのため、串刺刑にしていたことから残虐なイメージが強く残っています。このイメージから、中世時代から一番有名なルーマニア人の一人として知られるようになりました。
ブラム・ストーカは、ヴラッド・ツェペッシュのイメージに吸血鬼とも呼ばれるコウモリを重ね合わせ、世界中の人々のファンタジーを膨らませるフィクションの世界を作り上げました。
その後失われたとされた小説「ドラキュラ」の原作は、1980年代にアメリカのペンシルバニア州の倉庫で見つかり、現在はマイクロソフトの創立者ポール・アレンの所有になっています。

ブラム・ストーカーは1912年に亡くなりましたが、ドラキュラの伝説は現在も生きています。
その後、小説「ドラキュラ」はドイツのムルナウ監督により1922年に初めて映画化されましたが、この映画は著作権の問題により、ドラキュラの代わりに「ノスフェラトゥ」と名付けられました。合法な最初の映画化は1931年のユニバーサルスタジオによる「魔人のドラキュラ」となり、ルーマニアのルゴジュ市生まれのベラ・ルゴーシがドラキュラ役として抜擢され、有名になりました。
後ほど何度も映画化されましたが、コッポラ監督による1992年の「ドラキュラ」はもっとも原作に忠実とされ人気があり、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブスやウィノナ・ライダーなど、豪華な俳優人が出演しています。

小説が書かれてから一世紀経つ現在でも、ドラキュラ伝説の舞台になったと言われているブラン城や、ヴラッド・ツェペッシュが生まれたシギショアラ(世界遺産)の中世の要塞に、世界中から「本当のドラキュラ」を探しに人々が訪れています。ブラン城については、以前ブログの中でもこちらこちらで記事で紹介しています。
ルーマニア旅行の際に、「本当のドラキュラ」を探しにぜひ訪れてみては如何でしょうか。

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by romaniakankou | 2013-08-10 01:08 | ルーマニア情報 | Trackback | Comments(0)