ルーマニアの日本語ガイドです。ルーマニアの観光情報をお届けします。


by romaniakankou

ドラキュラ城として知られているブラン城について

<簡単な歴史>
このお城が建てられたのは1377年(日本の金閣寺が建てられる20年前)で、もともとは国境を守る役割がありました。第一次世界大戦後、ルーマニアが統一するとその国境(トランシルバニア地方とワラキア地方の間)がなくなり、ブラン城はルーマニアの王室の別荘になりました。
第二次世界大戦後、ルーマニアは社会主義共和国になり、王室制度は廃止になりました。そして、ブラン城は国有化され、博物館になりました。
1989年の革命のあと、無理やり国有化されたものは元のオナーを返されるようになり、ブラン城はルーマニアの皇女(マリア)のお孫さんであるドミニク・デ・ハブスブルグ(建築家。アメリカ在住)に2006年5月26日に返されました。その時点で3年間は博物館として公開する義務が残されました。

<現在の状況>
2009年1月26日にドミニク・デ・ハブスブルグは【今後ともブラン城をプライベート博物館として公開して行きたい】と発言しました。一時は売り出されていましたが、良いオファーがなかったため売られていないとのことです。
現在はルーマニア文化省が管理しているブラン城ですが、今後の可能性は3つあります。
①ルーマニア政府と現在の所有者が提携を結び、共にパートナーとして博物館として経営し続ける。
②ルーマニア政府が現在の所有者からお城を購入し、博物館として経営。
③閉館させる。(ルーマニアの観光にとって一番好ましくないパターン)。
ルーマニアの観光を考えると①か②で成功することを願っています。

<ブラン城の見学について>
鉄道の駅がないため、ブカレストから車でカルパチア山脈のリゾート地などを経過し往復約400キロ弱の終日コースとなります。
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by romaniakankou | 2009-01-29 23:36 | ルーマニア観光情報 | Trackback | Comments(0)